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ZoomUpフレンズ
| 代表者 | 安東裕美 |
|---|---|
| 創業 | 2006年 |
| 住所 | 直営店：『オーガニックコットンYuga』 東京都江東区青梅1-3-15ヴィーナスフォート1階 ディアキッズパーク内 |
| ホームページ | http://www.yugacolor.com/ |
| 事業内容 | オーガニックコットンのベビー服、キッズ服の企画、製造、販売。カラフルな天然染めとポップなデザインが特徴。お台場のヴィーナスフォート1階のディアキッズパーク内にて実店舗を経営。オリジナル商品の小売り、卸売りに加えて海外のオーガニックコットン専門ブランドを輸入販売。 |
質問：今の事業内容をお聞かせ下さい。
安東様： オーガニックコットンのベビー服、キッズ服の企画、製造、販売をしています。ベビー服で始めましたが、子どもは大きくなるのが早いので、すぐにサイズアウトしてしまいます。お子様が大きくなって着られる服を求める方に応えて、120センチ、5歳くらいまでのキッズ服を扱うようになりました。
もう一つの事業の柱は、グラフィックデザインとWEBデザインの企画・制作です。こちらは夫が担当しています。
質問：優雅（Yuga）の特色は？
安東様：自社の企画デザインしたものの外、ヨーロッパブランドのキッズ服を取り扱っています。ヨーロッパブランドにはカラーがきれいなオーガニック製品がたくさんあるので、インポートが増えています。出産祝いなどの贈答用が約7割、プレゼントされ、一度オーガニックコットンに触れた方が、今度はご自身で買いに来て下さることもあり、優れた肌触りや吸水性、機能性を実感してご満足いただいています。
ただ、オーガニックコットンは高価なので、2～3歳になり泥んこになって遊ぶようになると数が必要になり、別の洋服を選ぶのも仕方ないですね。
質問：オーガニックコットンとの出会い、こだわりは？
安東様：アパレルブランドでファッション制作をやっていたとき、洋服の90％がゴミになることを知り、「私はゴミを作っていたのか」と疑問になりました。ある展示会でふわっとやさしい感じの生地を手にして、「これだ」と思ってしまったのがオーガニックコットンとの出会いでした。
初め、オーガニックで大人服を作ったものの、全然売れませんでした。ファッションではない衣料品で、イチからやらなきゃと思い、株式会社優雅を立ち上げたのです。創業当初はチラシを作って配布したり、展示会に出展したり、雑誌社を回ったこともありました。ヨガウエアを手掛けたこともあります。
そんな中、ベビーのマーケットならオーガニックが行けるかもしれないと夫から提案を受け、舵を切りました。オーガニックの専門ブランドはないので、これをやってみようと思いました。
質問：オーガニックコットンショップ「Yuga」 オープンは、どのように？
安東様： 創業は2006年、KFCクリエイティブスタジオにお世話になりました。2008年、Venus Fort 出店の話が進み、KFCを少し早目に卒業してショップをオープンしました。
今では、リピーターの方が半分以上になっています。「プレゼントされた洋服を使ってみて良かった、子どもが可愛いと言われた」との声を聞くとうれしくなります。オーガニックコットンの需要は着実に増えています。また時代が後押ししてくれているように思います。
お客様は近隣の方が約3割です。大きな商業施設は、食事ができイベントありなので、家族連れでお車での利用が多く、一度ご来店いただくとリピーターになっていただけるのです。
質問：ネットショップの可能性は
安東様： 自社サイトと楽天の両方に出しています。自社サイトは改善しなければならない点がたくさんあります。楽天の方は、専門に対応するスタッフを採用してから伸びています。まだまだ伸び代があるので、これが今後のテーマです。まめに更新していくこと、スマホ対応ができるようにすることなど、課題はあります。
商品力については、インポートブランドの写真そのままでなく、セットにして見せ方を工夫すればもっとアピールできると思っています。
質問：これからやりたいことは何ですか？
安東様： 家の中にはタオルや寝具などコットン製品がたくさんあります。キッズ服でオーガニックコットンを知った方が、オーガニックを選ぶきっかけになればいいと思っています。オーガニックにしたら、どんなに自然の理にかなうことでしょう。
また、子育て中の女性たちはいろいろとやりたいことを持っています。それをカフェやお料理、ワークショップでやったら、優雅だけでなく有機的なつながりができるはずです。そんな場を作りたいですね。
【インタビューを終えて】
安東さんの優しいまなざしが輝いていました。業績も次第についてきているようなので、夢を追いかけて進んでほしいと思います。
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